世界は畜産農場と化した地球の風景を復活させる必要がある

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The Green Protein Reportが発表した、ニュージーランドの農業と食料生産の新しい方法について、説得力のあるエビデンスを示す新しいレポートは、COVID-19の発生は、動物産業が影響していることは明らかだとしています。

この詳細なレポートは、どのようにしてグリーンプロテインが実現できるのか、果物や野菜からどれだけの環境利益が得られるのか、そして市民がどれだけ健康になれるのかを探っています。

Green Protein Revolution – New Zealand

New Zealand

出典:http://www.andrewknight.info/resources/Publications/Reports/Green-Protein-Revolution—New-Zealand.pdf

食料安全保障と経済発展は「未来から借りる」のではなく、持続可能性を確保するために、今すぐに食生活を変える必要があります。

畜産農場に土地を使用しなければ、農作物の作付けを現在の10倍まで増やすことができます。

あまりにも長い間、畜産が地球の風景を支配してきたことで、森林が大規模に破壊され、硝酸塩など有害物質が河川に大量溶出し、メタン排出量は最も多くなり、土壌が侵食され、固有の野生生物は衰退し、「クリーンでグリーンな地球」は失われつつあります。

New Zealand

私たちは、畜産への依存を減らし、今すぐ植物ベースの農業への移行を始めなければなりません。

肉や乳製品の過剰消費は健康被害も招いています。肥満や2型糖尿病、心臓発作を起こしたり、癌になったりしていますが、これらはすべてホールフードを中心とした完全な植物性の食事で予防することができます。

Veganになった哲学者ー畜産は私たちの地球を容赦なく破壊するー
英国の哲学者レイ・モンク氏は、畜産農業の破壊的な地球環境への影響を知り、家畜たちが強いられた悲惨な現状の写真を見るなどして、ビーガンになることを決めました。 レイ・モンク氏は、ビーガンになることを決心し実行した経緯を、雑誌「Finan...

ニュージーランドでは1億6千万頭の動物が飼育されていますが、動物福祉法案が話題になっているにもかかわらず、動物福祉の基準では50カ国中30位にランクされています。

Business Benchmark on Farm Animal Welfare (BBFAW)の評価によると、日本企業の動物福祉は最低ランクです。

動物は生命あるものと主張しながら、私たちは動物をそのように扱っていません。

チーズの味が好きだからといって母牛から赤ちゃんを引き離しています。動物を商品として扱うことはもはや容認できないうえ、動物を利用し続けることは社会や地球にとって持続不可能です。

牛

動物、環境、公衆衛生、経済の多様化のために、報告書は、ニュージーランドに留まらず、世界的な農業戦略の転換を求めています。

畜産農家は、畜産からの脱却に向けて政府や産業界の支援を受ける必要があります。

畜産農業からの脱却は、動物の命を救うだけではなく、気候変動目標の達成に大きく貢献し、公衆衛生も大幅に改善される可能性がある等、大きなプラスの影響をもたらすでしょう。

私たちはもっと資源を大切にし、畜産農場と化した地球の風景を復活させる必要があります。